
昨年も新潟中越地区の海釣りをご愛読頂きありがとうございます。
今年は年男でございます。
新潟中越地区の海釣りを中心に焚き火やソロキャンプを仕事の合い間を見つけながら楽しんで行きたいと思います。
どうぞ、今年も宜しくお願い致します。
本題に入っていきます。
近年のシーバスハタハタパターンの釣果が乏しいものとなっております。
昨年、年明けと介護の仕事の激務の中、ベイトがハタハタだと意識したいわるゆるハタハタパターン釣行。
シーバス狙いに行っていました。
出雲崎~柏崎の岩礁帯、漁港、過去に釣果を出したポイントを夜間帯から翌朝までロング釣行を実施。
結果は1匹もシーバスを釣る事ができませんでした。
ハタハタに黙した大型ミノーを使用したシーバスハタハタパターンです。
近年のシーバスハタハタパターンに関して私の繰り返してきた釣行で見解をあくまでも個人の見解をお伝えしたいと思います。
今後の皆さんのシーバス釣行に少しでも役に立ててもらえたら嬉しいです。
では、進めて参ります。
【必見】2020年以降のシーバスハタハタパターンの真実
2021から2023年新潟県中越地区の冬シーバスといえば、シーバスハタハタパターンとかハタハタパターンシーバスとキーワードで良く耳にすると思います。
私も限定的に冬のシーバスといえば、カタクチイワシ、ハタハタをベイトフィッシュとして捕食しているシーバスを狙いにサーフ、小磯、漁港にシーバスを狙いに行きます。
しかし、ここ3年くらいから秋、冬のカタクチイワシパターンは安定的にシーバスが釣れています。
皆さんもカタクチイワシが接岸しているシーバスは釣果を上げていると思います。
ハタハタをベイトフィッシュとしてパターン化しているシーバスを狙いにハタハタが接岸しているだろうという想定で大型ミノーを持参してシーバスハタハタパターンを信じて釣行を重ねていると思います。
以前の私の記事でそんなにハタハタは接岸していないから他のベイトフィッシュを想定してルアーを持参して釣りをしましょうと記事を投稿しています。
こちらがその記事になります。
近年、シーバスハタハタパターンというよな釣果がでていない要因、12月の産卵期の個体を釣り上げすぎた事、60センチ以上の個体のスズキはほとんどがメスと言われている。
ここ数年高水温で実際、秋田、山形の様なハタハタが産卵の為に接岸している時期がだいぶ、ずれてきている。
年々、シーバスが減少傾向であることは27年間シーバスフィッシングを重ねてきて感じる事である。
以上も想像しながら私は2022年12月から2023年1月12日までハタハタパターンが存在しているのか検証釣行を重ねました。
話を次へ次へと進めていく前にハタハタパターンシーバスを意識したタックルを紹介しておきたいと思います。
シーバスハタハタパターンシーバスタックル紹介
■ロッド
10ftクラスのMH以上のシーバスロッド
■リール
4000番クラス
■ライン
PE1.5号
4つ編使用ラインの強度を考えて。
■ショックリーダー
ナイロン30ボンド
■スナップ
鉄腕スナップ
リーダーと接続方法
溶接リングとトリプルリング
■ルアー
各メーカー
14センチから17センチのフローティングミノー
定番のルアーになりますが信頼と飛距離のルアー
岩礁帯サーフで極太シーバスを釣らせてくれたルアー
水深のないサーフで活躍できるミノー
以上の3選がシーバスハタハタパターン用に使用したルアー達。
大型ミノーのみでシーバスハタハタパターンを検証釣行の話を進めていきます。
シーバスハタハタパターン釣行報告
中越地区のシーバスハタハタパターンが成立していたポイント、場所は岩礁帯の海藻帯付近がこのハタハタの産卵場所だろうと推測しシーバスが回遊するだろうと目星をつけてシーバスアングラーが釣果を出していたポイントがいわゆるシーバスハタハタパターンのポイント、聖地化されていた。
しかし、近隣住民の迷惑になり釣り禁止になったり工事の為の禁止になったりとポイントに入れなくなった場所も多々ある。
そこは、安全やマナー守った釣りが前提であることは言うまでもない。
新潟中越地区に特化したシーバスポイントでの釣行データ
■時間は夕方から翌日7:00まで釣行
期間
2022.12月末~2023.1月12日
■場所
出雲崎~柏崎椎谷周辺
岩礁帯サーフ、海草帯、漁港、テトラ周辺の岩礁帯、サーフの流れ込み
■潮汐
大潮(満月~)
月夜がらみになってしまった。
新月の大潮から中潮が本当はベスト(本音)
ハタハタの接岸は大潮満月か新月大潮がらみどっちも検証したかった。
※天候やスケジュールがあわなかった。
■ルアー
シマノ サイレントアサシン160F
アピア ラムタラ ジャイアント177
ダイワ モンスターウェイク156F
※アサシンに関してリップを折って飛距離ものも含む。
リップレスカスタム、飛距離でます !
この期間のシーバスハタハタパターン釣行を夕方から深夜にハタハタが接岸しているだろうポイントは波気やうねりがあり、波気がある時は出雲崎周辺のテトラ帯、陸から上がる事ができるテトラ帯もありますが危険なので私は乗りません。
岩ノリで転倒して左肩を負傷してリハビリを3ヶ月した経緯がありますので無理はできません。
釣行した場所での感想や気づきを整理していきたいと思います。
シーバスハタハタパターンポイント別での実釣解説
・海岸に隣接している周辺に根があるテトラ帯
・岩礁帯であるサーフ(海藻あり)
・近くに岩礁帯がある漁港
海岸に隣接しているテトラ帯周辺に根がある
海岸に隣接されているテトラ帯をウェダーを履き海岸を歩きながらランガンするスタイル(出雲崎)
特に遠浅で根かがりリスクのあるポイントはフローティングミノーで水面から30㎝しか潜らない14センチ~17センチのミノーを使用します。
それでも根かがりの可能性あるポイントはサイレントアサシン160Fのリップを折ってぶっ飛びリップレスにカスタムしています。
■テトラ帯の左右、両角はえぐれて深くなっている
※流れの変化やヨレがある
■テトラ帯とテトラ帯の間
※離岸流が発生している
■テトラ帯に周辺に出ているサラシ
■テトラ帯周辺でサラシがなく水深がありそうな場所
■テトラ帯周辺に流れ込みがある場所
■テトラ帯周辺のサーフで砂が盛り上がっている
■テトラ帯周辺で荒い砂がむき出しになっている
■テトラ帯周辺のサーフで丘にゴミが山盛りになっている場所
以上を意識してキャストしてシーバスのバイトを期待しながらキャストを繰り返しています。
特にリールを巻きながら引き抵抗を感じる場所は時間を掛けて探ります。
水深や根かがりの危険性のない場所はルアーチェンジを繰り返して魚のバイトを待ちます。
残念ながら今回の釣行期間では魚の反応は得る事ができない釣行結果。
岩礁帯であるサーフ(海藻あり)
岩礁帯であるサーフ(海藻帯)柏崎市周辺
このポイントは12月に波が1.5メートルの月の周りの中潮でダイワモンスターウェイク156Fで70センチオーバーシーバスを釣った事がある実績ポイントになります。
過去に波高3メートルの時にテトラ正面で波を見ながらのキャストで80センチオーバー
又は岩盤の上を通して80センチのシーバスを釣った実績あり。
10月~11月のカニ、アサリ、カタクチイワシパターンで数々のシーバス、マダイ4キロを釣り上げたことががあります。
とにかく岩礁帯、根だらけのサーフですね。
1月以降から6月上旬まで海藻帯で釣りにならないような岩礁帯サーフ。
ここはハタハタが接岸したら海藻帯に卵を産み付けるだろうと考えられるポイントでビッグミノーを投げています。
但し、上げ潮でない下げ潮の時は根かがり注意が必要なんですよ。
根かがりの可能性あるポイントはサイレントアサシン160Fのリップを折ってぶっ飛びリップレスにカスタムです。
■岩礁帯サーフなので遠浅の場所は避けて水深のある岩盤の上
■左右のテトラ帯の離岸流・サラシ
■海藻帯がある岩礁周辺
■カキ殻やアサリ殻のある海岸や波打ち際に目立つ場所
■潮がぶつかり合っている場所
■テトラ帯があればテトラの正面・左側・右側
■岩盤の左右
■砂が盛り上がり砂利が盛り上がっている場所
■サラシが広がっている場所
■小さい突堤がある場所
以上を意識してハタハタパターンシーバスを展開しています。
近くに岩礁帯がある漁港
漁港や小さい突堤に常夜灯や光が入っている場所はベイトが入るとしばらく居ついていることが多い、ベイトストック量は他のポイントより多いと思う。しかし、なかなか湾内にシーバスが回遊してくることはそんなに多くない。
サヨリやカタクチイワシが居ついている場合にシーバスのボイルを発見する時はたまにあるぐらいが現状である。
では、ハタハタパターンシーバスに適した漁港とはいったいどんな場所なのか?
■漁港周辺が岩礁帯で海藻帯がある場所
■船道で潮通しが良い場所
■漁港の外側が岩礁帯で海藻帯がある
■漁港外側の角があり出っ張っている場所
■湾内や外側の常夜灯の明暗
■漁港内のスロープのかけ上がりや海藻が生えている場所
■堤防の常夜灯のへチの明暗
※外側のテトラ帯は落水・転倒に十分注意する事。
ライフジャケットを付けていても落水は低体温症で命を落とす危険がある事を絶対に忘れてはいけない !
以上を意識してこの12月~1月12日まで定期的に通いましたがシーバスのバイトはなかったです。
過去に堤防周辺でのシーバスハタハタパターンで釣れたパターンは上げ潮の潮が動いている時。
シーバスがハタハタを意識しているというよりは回遊待ちシーバスという感じでした。
2023年のシーバスハタハタパターンは私はとことんやりましたがかすりもしなかったのが現状です。
晩秋から晩冬のシーバスは2023年はカタクチイワシ接岸、いわゆるカタクチイワシパターンの釣果が目立っていましたね。
2020年以降のシーバスハタハタパターンを振り返る
・海岸に隣接しているテトラ帯周辺に根がある。
・岩礁帯であるサーフ(海藻あり)
・近くに岩礁帯がある漁港
上記を意識してシーバスを求めて釣行を重ねたが1本も釣ることができなかった。
ベイト対象は何もみあたらなかった。
2022.12月末~2023.1月12日までのハタハタパターンによるシーバス釣行は結果が0匹という結果に終わってしまった。
ここ近年、2020年以降のシーバスハタハタパターンは正直、ぱっとしない感じである。
以前に出雲崎の食堂の女性達にハタハタが網に掛かる事は過去にあったのかと聞いた事がある。
中越沖地震前にハタハタが何箱も市場に並んだことがあるがあるがその後は見かけないねと言われたことがあった。
もともと、新潟中越地区にはそんなにハタハタが産卵の為に接岸していないの現状だろう。
しかし、12月末から1月に釣り上げたシーバスがハタハタの卵が口の中に入っていたとか、ハタハタが口の中に入っていた画像を見る事がある。ハタハタの接岸が少量なのにシーバスが捕食している。
推測になるがこの貴重なハタハタをシーバスは捕食しないといけない理由があるのだろう。
おそらく、シーバスが餌とするベイトが少量のハタハタしかこの時期沿岸にいないのではないだろう。
主となるベイトのカタクチイワシ、アジ、河口周辺にはコノシロ、ボラが本来のベイトなんだろうがシーバスの都合通りにきっと近くにいないのかシーバスが捕食とするベイト対象がいない時に限り少ないハタハタ捕食対象になる年がシーバスハタハタパターンになるのではないだろうかと推測する。
あとは寺泊港でメバル釣りをしていると水面近くに数匹のギンポがふわふわと漂いながら泳いでいる所を見た事がある。このギンボがパターンになる場合もあるのだろう。
なにが言いたいかというと整理すると・・
〇小型ベイトフィッシュ
・稚鮎
・稚鮭
・イナッコ
・コハダ
・豆アジ
・シラス
・カタクチイワシ
・サヨリ(えんぴつサイズ)
〇中型・大型ベイトフィッシュ
・マイワシ
・小アジ
・中アジ
・コノシロ
・ボラ
・ハタハタ
・サヨリ
・ギンポ
・鮎
・落ち鮎
■河口周辺や河川・上流・中流・下流
・フナ
・ドジョウ
・コイ
・ウグイ
・ハゼ
・モクズガニ
〇甲殻類・小イカ・ゴカイ類
・カニ
・エビ
・アミ
・ゴカイ(バチ)
※もしかしたら他にも餌にしている対象がいるかもしれない。
・アサリ(シーバスの胃に入っていた。)
以上のベイト対象がシーバスの餌となる。
固定概念にとらわれず、まずそこにいる餌、ベイトがいなければパターン化されない事を理解する必要があると言いたいのだ。
ハタハタパターンと言われる季節にハタハタを食べなくてもカタクチイワシがたくさん居ればカタクチイワシパターンにもなりうるし、ハタハタ少量いてカタクチイワシがいなければハタハタパターンにも成り得るのだと言っておきたい。
そのポイントにいるベイトや餌になる対象がいればシーバスは生き抜くために捕食しているということ。
シーバスの餌、ベイト対象がいなければシーバスはその周辺にいくらキャストしてもシーバスは釣れないのだ。
何が最後に言いたいのかというとベイトを探してからシーバスフィッシング展開する事がシーバスに出会える、釣れる確率をあげる為の重要事項になる事は間違いないです!
・海岸に隣接しているテトラ帯周辺に根がある。
・岩礁帯であるサーフ(海藻あり)
・近くに岩礁帯がある漁港
以上の3つのハタハタパターンでのポイントの絞り方やキャストの狙い所はいろいろなベイトでも有効になるので色々なパターンでのシーバスフィッシング役立ててみてください。
今回はこれで以上になります。