■ 釣行データ
- 日付:2025年10月6日
- 潮回り:大潮(満月)
- 釣行時間:16:30〜21:00頃
- ポイント:岩礁帯のサーフ(外洋に面したエリア)
- 天候:晴れ、微風
- 潮位:下げ始めからのスタート

/ 大潮・満月・下げ始め・岩礁帯サーフ
岩礁帯サーフを地形に合わせたルアーローテで攻略。常夜灯の明暗×離岸流×サラシが重なるタイミングで一投目にヒットした83cm・2.6kgのシーバス。思い出の海で得た、心に残る一本の記録。

| アイテム | モデル名 |
|---|---|
| ロッド | Ripple Fisher Flow’s 810 |
| リール | DAIWA CERTATE 4000CXH |
| ライン | PE 1号(4本撚り)+リーダー25lb |
| 使用ルアー | シマノ サイレントアサシン / レスポンダー109F / エクスセンス COO130F / シャローアサシン99F |

日没前、潮の下げ始めから釣りをスタート。まずは岩礁帯サーフの地形に合わせてルアーローテーションを実施。しかしノーバイト。潮の動きは感じるもののベイトの気配が薄く、思い切ってポイント移動することに。
次のポイントは、亡き父と子供の頃に海水浴をした思い出の場所。常夜灯が点くとテトラ際に明暗ができ、流れが複雑にぶつかる好ポイント。
ここにベイトが寄りやすいと判断し、シャローアサシン99Fとレスポンダー109Fで丁寧に探る。
近くではクロダイのぶっこみ師が竿を2本出しており、テトラ間は攻めきれず。しかし、彼が納竿したタイミングでコアな狙い所が空いた瞬間、狙いすましたフルキャスト一投目。
濁り気味の潮、程よいサラシ。テトラの狭間にレスポンダー109Fを通した瞬間——「コンッ…」と鈍い手応え。最初は藻かと思うほどだったが、次の瞬間、ドラグが4回鳴り響く強烈な引き!

根ズレを避けるため慎重にロッドを立て、波の力を利用して少しずつ寄せる。魚体が見えた瞬間、「細いけど、この引き!?」と驚くほどのパワー。波打ち際で数度の抵抗をいなし、ついに砂浜へずり上げたのは83cm・2.6kgのシーバス。
過去には97cm(6kg)や88cm(5kg)のランカーも仕留めてきたが、今回の1本は引きの強さで過去トップクラス。尾の形状や体の細さから、おそらく河川から下ってきた個体(降海型)。濁り潮+サラシ条件で、絶妙なタイミングで口を使ったと考えられる。
亡き父との思い出の海。子供の頃に泳いだテトラ帯で、30年のシーバス人生でも心に残る1本に出会えた。釣果だけでなく、「釣りを続けてきて良かった」と思える瞬間だった。

Xでフォローしよう
Follow @sw19755019